昨今 Business Intelligence(BI)という言葉が一般社会でも盛んに用いられるようになりました。 しかし、BIという言葉がはじめて世の中に登場したのは1990年頃と言われています。
BIは企業内に蓄積されたデータを分類、検索、加工、分析して、ビジネスに有益な情報を生み出すスキームを意味しますが、 そのような意味では、MIS、DSS、SISなど、時代の変遷とともにおおよそ同義の言葉が使われていたように思います。
つまり、自由に企業データを分析し、それを経営に生かすこと・・・これは古くから行われていたことなのです。
1990年以後の日本と言えば、バブル崩壊にはじまるビジネスを取り巻く環境の変化は目を見張るものがありました。
特に私どものサービス領域であるデータ分析の市場では、開業時こそ汎用コンピュータをインフラとした業務が中心でしたが、 あっと言う間に全ての業務インフラはパソコンにとって代わられました。
また、存在すらしなかった携帯電話がもはや国民一人一つ以上を所持するまでに普及し、 その携帯電話はインターネットを介し情報インフラの急先鋒になるまで市場は変化しました。 もはや、我々が生活を営む上でパソコン、インターネット、携帯電話はなくてはならないものでしょう。
これにより市場に出回る情報は開業時とは全く異なる質と量を有しています。
しかし、一方でその膨大な量の処理を可能にするコンピュータ処理能力の大幅な向上。
また、非定型を含むさまざまな形のデータを有機的に統合させるための統計およびデータ分析手法が開発されました。
私どもアイザック・マーケティング株式会社(Isaac Marketing Co., Ltd.)の活動は、1989年に始まりました。
創業以来、常にいち早くこれらの手法を取り込み、『情報のインテグレートと視覚化』と言った観点から、 企業における"情報の有効活用"を考えてまいりました。
4半世紀にわたる豊富な経験と実績によって、今後も一貫して企業の情報武装をお手伝いしてまいります。
代表取締役
畠山 正己
株式会社大広、日本IBM社関連会社を経て1989年株式会社ヒズコミュニケーション設立。広告代理店及びシステム会社で培ったノウハウにより、統計OR及び意思決定支援システムの開発、運用、またそれらを利用したサービスの提供を開始。1997年アイザック・マーケティング株式会社創業。企業コミュニケーションに関するデータ分析及びコンサルティング事業を行う。2009年には中国上海にも進出し、日系企業を中心とした事業サポートを行っている。